「子どもは欲しいけど、ずっとセックスレスのまま…」
そんな悩みを抱えながら妊活を考え始めた、私たち夫婦の話です。
実際に話し合った内容や、そこから始めたことをまとめました。
レスのきっかけ
同棲を始めたタイミングで私の職場が変わり、夫の仕事も忙しくなっていきました。
自然と性交渉の機会は減り、気づけば1年、2年と経っていました。
お互いに不満を感じていたわけではなく、手をつないだりハグをしたりといったスキンシップは続いていたので、「レス」という意識すらなかったと思います。
話し合うきっかけ
話し合いのきっかけは、夫の友人が妊娠したと聞いたとき。
その流れで、「将来、子どもは何人欲しい?」と何気ない会話になりました。
当時私は28歳、夫は29歳。同棲して2年、結婚して1年が経った頃でした。
話し合った内容
子どもは何人欲しいか
私:1〜2人欲しい
夫:何人欲しいとかは考えたことがない
いつ妊活を始めるのか
私:年齢とともに妊娠率や流産リスクが変わるので、早めに始めたい
夫:まだ子どもが欲しいとは思っていないので、すぐでなくてもいいのではと思っている
何歳までに欲しいか
私:年齢としては30歳前半には1人産みたい
夫:特に年齢の目標はないが、将来的には欲しいとは思っている
将来的に不妊治療が必要となった時のこと
私:早めに妊活を始めてできなければ不妊治療も視野に入れたい
夫:不妊治療は女性の負担が大きいと言われてるから本人(私)が納得しているなら視野に入れていいと思う
不妊治療のやめ時
夫婦ともに:保険適用の範囲まででやめるという意見で一致
話し合った時の様子
お互いを責めたりせず、一旦相手の意見を受け入れて「なぜそう思うのか」「どうしたら納得できるのか」を、普段の会話のように話し合いました。
夫の「将来的には欲しい」という言葉に私は安心できましたし、夫は「年齢とともに妊娠率や流産率が変わる」という事実に驚いていました。
芸能人を見ていると40歳くらいでも出産しているから大丈夫だと思っていた。今思えば、けっこう簡単に考えていたかもしれない。
夫のこの言葉が印象的で、話してみないと分からないことがあるんだなと改めて感じました。
最初はうまく話せるか不安でしたが、“まずは聞くだけでもいい”という気持ちで始めたのが、結果的によかったと思います。
話し合ったその後
性交渉の再開が難しいままだったので、まずは自宅でできる「シリンジ法」から試してみることにしました。
あわせて、2人でブライダルチェックを受け、妊娠しづらい要因がないかを調べることに。
検査の結果、2人とも問題なし。その後、半年ほどシリンジ法を試してみましたが妊娠には至らず、不妊外来を受診することを決意しました。
そこでは検査の結果、私は多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)疑い、夫は問題なしという診断に。
そこから、タイミング法 → 人工授精 → 体外受精と治療を進めていきました。
これらの治療の過程については、今後の記事で詳しく書いていこうと思います。
まとめ
セックスレスでも妊活を始められる方法があること。
そして、お互いを責めずに話し合うことが、夫婦にとって大切な第一歩だったと感じています。
話し合っていなければ、夫の考えを知ることもできなかったし、私の思いを伝える機会もなかなかなかったと思います。
今悩んでいる方に、少しでも参考になれば嬉しいです。
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