「妊活を始めたいけど、何からしたらいいの?」
そんなふうに悩む方も多いのではないでしょうか?
妊活は特別なことのように感じますが、まずは正しい知識を知ることと夫婦で話し合うことがとても大切です。
今回は、妊活の基本と、私が実際に取り組んで良かったと思う「最初の3ステップ」をまとめました。
妊活とは?
妊娠を望む男女が、情報や気持ちを共有しながら、妊娠の知識を深めたり体調管理を行ったりすることを指します。
妊娠の確率について
- 避妊をやめてから1年以内に妊娠するカップルは約80~90%
- 逆に、1年以上妊娠しない場合は「不妊症」と診断されることが多い
とされています。
(※1年の累積妊娠率、厚生労働省資料より)
つまり、すぐに妊娠できなくても「異常」ではなく、タイミングや年齢、体調など複合的な要因が影響しているのです。
妊活は何から始める?
妊活の第一歩として、以下の3つがおすすめです。
- 夫婦で話し合う
- 基礎体温を測る
- ブライダルチェック(妊活検査)を受ける
では順番に詳しく見ていきますね。
① 夫婦で話し合う
「なんとなく子どもがほしいから」と妊活を始めるのではなく、夫婦でしっかり話し合うことが大切です。
話し合うポイントは…
- いつ頃に子どもがほしいか
- 子どもは何人ほしいか
- どのような方法で妊活を進めるか(自然妊娠?早めに病院?)
- 妊活にどのくらい時間やお金をかけられるか
- 不妊治療が必要になったとき、どの程度続けるか
- 妊娠・出産の費用をどうするか
思っているだけでは相手に伝わりません。
しっかりと自分の考えや気持ちを共有し、互いに理解することで、後からのすれ違いや「こんなはずじゃなかった」を防ぐことができます。
② 基礎体温を測る

妊娠しやすいタイミングを把握するために、基礎体温を測ることは基本中の基本です。
基礎体温とは?
朝目が覚めた直後、起き上がらずに舌の下で測る体温のこと
婦人体温計を使う理由は?
普通の体温計では小数点第1位までしか測れませんが、婦人体温計は小数点第2位まで(36.23℃など)測定でき、排卵の微妙な変化が分かります
何が分かるの?
基礎体温は低温期と高温期の二層に分かれるので、排卵が起きているか、周期が乱れていないかが見えてきます
これを1〜2ヶ月つけるだけでも、自分の体のリズムが見えてきますよ。
ブライダルチェックを受ける
結婚や妊娠を考えているなら、ブライダルチェック(妊活検査)もおすすめです。
女性の検査内容
- 血液検査、性感染症検査
- 女性ホルモン検査
- 子宮や卵巣の超音波検査
- 病院によっては子宮頸がん検査や甲状腺検査も
男性の検査内容
- 血液検査、性感染症検査
- 精液検査(精子の数・運動率を確認)
費用の目安
病院や検査内容によりますが、男女それぞれ1〜3万円程度が一般的です。
早めに検査をしておくことで、万が一妊娠や出産に影響する病気が見つかっても、すぐに治療・予防ができるというメリットがあります。
まとめ
妊活の始めどきは、「子どもがほしい」と思ったときからです。
- まずは夫婦で話し合う
- 自分の体を知るために基礎体温をつける
- 体の状態を確認するためにブライダルチェックを受ける
この3つから始めると、妊活の方向性が見えてきます。
焦らず、自分たちのペースでできることから進めていきましょう。
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