妊活中にやめたこと・やってよかったこと

体験談

妊活を続けていると、心も体もずっと緊張しっぱなしで、ふとしたときに疲れてしまうこと、ありませんか?

私自身、妊活に真剣に向き合うなかで、ふと「これ、本当に必要?」と立ち止まる場面が何度もありました。

今回は、そんな中で私が「やめたこと」と「やってよかったこと」を振り返ってまとめてみました。
妊活に正解はないけれど、自分なりのやり方を見つけたい方のヒントになれば嬉しいです。

妊活中にやめたこと

毎日の基礎体温測定

妊活初期は「まずは基礎体温から」と意気込んでいましたが、どうしても何日か忘れてしまうことがあり、そのたびにグラフの抜けを見ては落ち込んでいました。

徐々に「記録しなきゃ」がプレッシャーになり、妊娠から気持ちが遠ざかるような感覚に…。
そのため、通院前の準備段階で一旦やめることにしました。

ただ、婦人科での初診時に基礎体温表を提出すると診断の参考になるため、
「病院にかかるまでは続けてよかったかもしれない」と今では思っています。

妊娠関連のSNS閲覧

SNSで流れてくる妊娠報告を見るたびに、喜べない自分に自己嫌悪。
「どうして私にはできないんだろう」と比較してしまうことで、心が削られていきました。

そこで、妊娠・出産関連の投稿を避けてミュートし、代わりに癒し系アカウントや趣味の投稿ばかりを見るように。

SNSのアルゴリズムが変わることで、目に入る情報を自分でコントロールすることの大切さを実感しました。

妊活中にやってよかったこと

夫婦で妊娠・子どもについて話し合う

妊活をきっかけに、妊娠や子どもに対する考え方を夫と改めて話し合いました。

普段はあまり話さないような価値観や「もし授かれなかったら?」という話も含め、
本音で意見を交わすことで、夫婦の信頼関係が深まりました。

また、お互いが持っていた知識の偏りも整理され、妊活に対する理解が同じ土台になったことで、
その後の治療や選択でも迷いが減りました。

体質改善と健康的な習慣

妊活のために、体に良いことを少しずつ取り入れました。
たとえば、朝夕の軽い散歩、ストレッチ、食生活の見直しなど。

無理のない範囲で始めたことでしたが、気づけば体調が整い、
「妊活関係なく調子がいい」と思えるように。

自己効力感が高まったことも大きな収穫でした。

「今しかできないこと」を楽しむ

「赤ちゃんが来てからだと難しいかも」と思えることを、“今”だからこそ楽しむように意識しました。

たとえば:

  • 好きなアーティストのライブ
  • 夫婦でゆったり旅行
  • やっていなかったゲームをクリア
  • 行きたいお店に行く

「やりたいことリスト」を作って、1つずつ実行することで、
妊活中でも心が前向きに保てるようになりました。

おわりに

妊活には「絶対こうしなきゃいけない」という正解はありません。

情報があふれる中で、あれもこれも…とやることが増えていく一方で、
“やらなくてもいいこと”を手放す選択も、心と体を守るためにとても大切だと感じました。

この記事が、今まさに妊活に取り組んでいる方や、
ちょっと疲れてしまっている方の「心の引き出し」のひとつになれたら嬉しいです。

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